岩本裕介シェフ(商品開発責任者)プロフィール
x-unicornの商品開発責任者である岩本裕介シェフは、これまでの伝統的な料理の世界で培ってきた卓越した技術と深い洞察力を武器に、食の未来を再定義するイノベーターとして活躍しています。彼のミッションは、単に美味しいものを作るだけでなく、空間づくりと食を融合させることで、人々の生活をより豊かに、そして持続可能にする新しい価値を創造することです。

輝かしい料理人としてのキャリアが育んだ開発力
岩本シェフは、一流の現場で研鑽を積んだ経験を持つ、数少ない商品開発者です。彼のキャリアは、プロフェッショナルな料理人としての揺るぎない土台を築き上げました。
岩本裕介シェフ 略歴
経歴
- 平成22年(2010年)
- 神戸ポートピアホテル入社。ホテル内のイタリアンレストラン「SOCO」に配属。
- 平成26年(2014年)
- ミシュラン一つ星の「芦屋フレンチ北島」にて、デザート、魚、肉の下処理を担当。
- 平成28年(2016年)
- セントレジスホテル内のビストロフレンチ「ルドール」にて勤務。メイン場を含む全ポジションを経験し、オペレーション管理、副料理長を務める。
- 平成31年(2019年)
- 大手町にオープンした、ハインツベック提携のトラットリア「クレアッタ プレーガ東京」にシェフドパルティとして勤務。全ポジションを担当し、メニュー開発に携わる。
- 令和2年(2020年)
- 「リエゾン梅田」の料理長に就任。メニュー開発、コスト管理を含む全業務を担当。

写真左、岩本裕介シェフ(セントレジスにて)
まず、平成22年(2010年)に神戸ポートピアホテルのイタリアンレストラン「SOCO」でキャリアをスタート。
ここでは、西洋料理の基礎技術はもちろんのこと、お客様をもてなすホスピタリティの本質を体得しました。ホテルという多様な食のニーズに応える現場で、幅広い知識と柔軟な思考力を養いました。
次に、さらなる高みを目指して選んだのは、ミシュラン一つ星を獲得した「芦屋フレンチ北島」でした(平成26年(2014年))。

「芦屋フレンチ北島」
ここでは、デザート、魚、肉の下処理といった、フレンチならではの専門性が要求されるセクションを担当。星付きレストランの厳格な環境で、繊細な盛り付け技術、食材の持つ個性を最大限に引き出す手法、そしてロスを最小限に抑える効率的な下処理を徹底的に学びました。この経験が、彼のクリエイティビティと正確性を飛躍的に高めました。

写真中央、岩本裕介シェフ(セントレジスにて)
平成28年(2016年)には、セントレジスホテル内のビストロフレンチ「ルドール」に移籍。ここでは、メイン場を含むキッチンの全ポジションを経験するという、非常に幅広い役割を担いました。さらに、副料理長としてキッチンのオペレーション管理や人材育成にも深く関与し、技術力と同時にマネジメント能力も開花させました。この多角的な経験が、後の商品開発において、キッチンからホールまで全体を俯瞰する力となりました。

フレンチビストロ「ル ドール」 - セントレジス ホテル大阪
平成31年(2019年)には、東京・大手町にオープンした、世界的シェフ、ハインツ・ベック氏が提携するトラットリア「クレアッタ プレーガ東京」でシェフドパルティを務めました。ここでは、フレンチとイタリアンの両方で培った経験を融合させ、既存の枠にとらわれない新しいメニュー開発に積極的に携わりました。異ジャンルの知見を組み合わせることで、イノベーションを生み出す彼の能力は、この時期に一層磨かれました。

取材を受ける岩本シェフ
「よ~いドン!」 | 関西テレビ放送 カンテレ(TV番組)
そして、令和2年(2020年)には「リエゾン梅田」の料理長に就任。メニュー開発、原価管理、品質管理、スタッフ育成といった、レストラン経営の全てを統括する重責を担いました。この経験は、彼のリーダーシップと問題解決能力を飛躍的に向上させ、商品開発における経営者の視点をもたらしました。

写真左、岩本シェフ リエゾン梅田にて
x-unicornでの挑戦:食の未来をデザインする
x-unicornでは、岩本シェフのこれまでのさまざまな経験を最大限に活かし、「食」と「テクノロジー」を融合した革新的な商品開発に取り組んでいます。
彼の開発における強みは、単なる機能性だけでなく、「ユーザーがどのような食体験を得るか」という視点を徹底的に追求する点にあります。例えば、栄養学に基づいたパーソナライズされたミールキットの開発、最新の調理科学を用いた新しい食感の創出、あるいはサステナブルな食材を活用したフードロス削減ソリューションなど、彼のアイデアは常に未来志向です。

写真中央、岩本シェフ 北島シェフとマダムと共に(リエゾンにて)
岩本裕介シェフのビジョン:心と身体を豊かにする食の創造
岩本裕介のビジョンは、食を通じて人々の心と身体を豊かにし、より良い社会の実現に貢献することです。彼は、食が持つ無限の可能性を信じ、x-unicornというプラットフォームを通じて、これまでの常識を覆すようなプロダクトを世に送り出すことに情熱を注いでいます。
彼の創造性と、細部にまでこだわるプロフェッショナルな姿勢が、これからもx-unicornから生まれる「食」の未来を、美味しく、そしてエキサイティングなものにしてくれるでしょう。